2021/01/23
つらい腰痛、あなたは治し方を間違えているかもしれません!本当の解決法とは?
あなたは、寒い時期になると『腰痛』になったりしませんか?
腰が痛いと出かけるのが億劫になったり、気分がスッキリしなかったり・・
そんなツラい腰痛とは、1日でも早く良くしたいですよね?
特に寒い冬は、「冷え」が腰に悪いからと、腰を温めたり、冷やさないようにケアしている人も多いのでは無いでしょうか。
ところが、長年腰痛に苦しんでいる人の場合、冷え対策だけでは根本的な解決にはならないのです。
『痛い箇所に原因は無い』と言う言葉を耳にした事は有りませんか?
腰に原因がないのに、なぜ腰痛になるの?と疑問に思うかも知れません。
では、もう少し腰痛について解説していきます。
■股関節や足首が硬いと腰に痛みが出る
腰痛の慢性化を招く原因の一つとしてあげられるのが、腰以外の部分の『硬さ』です。
例えば「股関節の硬さ」。
腰の痛みとはあまり関係ないように思えますが、股関節が硬い人は、上半身を左右にひねったりするときに腰が痛むようになるそうです。
人体の腰は安定しているべき部分ですので、それが股関節が硬いと腰に無理な動きが生じて、痛みが出てしまうのです。
腰痛というと、年齢のせい、冷えのせいなどと考えてしまいがちですが、実は腰じゃない部分が原因だという可能性もあるわけです。
他には、胸椎や足首の硬さも腰痛につながると考えられています。
もしそこが原因ならば、硬さを解消できない限り、腰を何度マッサージしても、どれだけ温めても、腰痛は繰り返してしまいます。
■腰痛は「脳の不調」のせい!?
また、体のどこにもまったく問題がないのに、なぜか腰が痛いケースがあるということも述べられています。
どういうことかと言うと「脳の不調」が原因かもしれないということです。
もしそうであれば、いくら腰を検査しても「異常なし」で、「原因不明」の腰痛とされてしまうことも頷けます。
痛み専門医のドクターによれば、脳が痛みに過敏になっている状態か、脳がストレスに耐えきれなくて体に痛みとして逃がしている状態が考えられると指摘しています。
実際にはどこも悪くはないのに、脳が痛みを生み出してしまうのです。
ただ、対処のしようがないというわけではありません。
まずは腰痛の原因を理解したり、少しずつ腰痛に対する「認知」を変えていったりすることが必要なのです。
原因不明の腰痛に不安やストレスを抱えることが脳の不調を招くならば、原因が何かを知って心を落ち着かせることは大事かもしれませんね。
慢性的な腰痛は、持病のようになってしまって、「もう一生付き合っていくしかない」と諦めている人もいるかもしれません。
でも今までまったく考えたこともなかったところに原因が隠れている可能性があるので、心機一転、腰痛解消にトライしてみてはいかがでしょう。
まずは、股関節を緩めるストレッチや基礎体力を上げるための運動やウォーキング。
ヨガやピラティスなど、体幹を鍛える運動をしてみるのも良いでしょう。
後は身体にストレスを溜めない生活を手に入れる事ですが、流れが速い現代社会では難しい部分の有ると思います。
日常生活において、ゆっくりお風呂に入る。ゆっくり食事をする。十分な睡眠をとるなど、身体を1日1日でリフレッシュさせることが大切ですので、出来ることから少しずつ始めて見ては如何でしょうか?