2021/02/20
効果的な肩こりの解消方法とは?
肩こりの原因は、筋肉の疲れや過緊張、負担のかかりすぎ、筋肉の中での血行不良によることが多いようです。
夏の暑い時期や寒いこの時期。冷房や暖房の近くにいる、あるいは薄着をして頸(くび)から肩の皮膚が見えるような服装をしていると、筋肉自体が冷やされます。
すると、肩周辺の筋肉の中の血管が細くなって血行障害を起こしてしまい、筋肉が硬くなってしまうことから「肩こり」を訴える方もいます。
後頭部から鎖骨、肩甲骨周辺、さらには背中まである筋肉での問題や異常が、これらの症状を引き起こす原因となっています。
◇好ましくない姿勢が続いたとき◇
背中が丸くなっている猫背で、両腕が胴体よりも前に垂れ下がった状態です。
また、顎を突き出し胴体よりも顔が前へ突き出された状態(何かを覗き込むような格好)も好ましくありません。
一時的にこの姿勢をとるのは問題ないのですが、日常生活の中でそのような姿勢を長時間とり続けていると、筋肉は強く働く必要が出てきます。
◇改善方法◇
正しい座り方。
椅子に座るときの姿勢で、上半身が最も良い位置になるのは、「正座」の姿勢といわれます。
これは、骨盤から上の上半身が、立っているときの上半身の姿勢とほぼ同じなので、筋肉にさほど負担をかけなくても良い姿勢を保てるからです。
座っているときの姿勢を横から見たとき、「耳たぶのやや後ろ」「腕の骨」「坐骨」の3つのが一直線に並んだ状態が、良い姿勢といえます。
鏡を見たり、職場の誰かに手伝ってもらって、姿勢を確認してみると良いと思います。
また、椅子に深く腰掛けると、骨盤を起こすことが大変になります。
椅子の座面の中央部分かそれよりやや前側にお尻が載るよう、少し浅めに腰をかけるのも、対策の一つです。
ちなみに、骨盤がきちんと起き上がっていない状態で、上半身の姿勢だけを良くしようと「姿勢矯正ベルト」を使用する方もいらっしゃいますが、「姿勢が良くなるはずなのに、何だか苦しい」と感じたことはないでしょうか?
腰から背中にかけての背骨が曲がっているのに、肩甲骨だけを広げると、逆に息苦しくなってしまいます。
もし、姿勢矯正を行うのでしたら、腰の骨から骨盤を矯正するベルト(呼吸を妨げない程度に圧迫、固定してくれるもの)を使用してみてください。
肩甲骨の周りは自然と良い状態になりますよ。
正しい姿勢で座ると、「肩こり」だけでは無く「腰痛」の予防にもなりますので、
普段の姿勢もイメージして見ると良いかも知れませんね。
身体に痛みや不快感を感じたら、無理をせず「医療機関」へ相談されると良いかも知れません。
あおば整体院では、自由に動ける身体作りを目指しています。
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