2021/03/10
あなたの歩く姿勢は大丈夫?体がキレイになる〈正しい歩き方と姿勢〉
皆さんの普段の歩き方は、かかとを着いて、地面を蹴っての繰り返しかと思います。
実は、ここに落とし穴があります。
立っている時もそうですが、踵に体重が乗ると、バランスを取ろうとし、骨盤が下がって後傾しやすくなります。
骨盤が後傾すると、どうなるでしょうか?
猫背になり、腰は丸くなり、脚が開きやすくなりませんか?
かかとに重心がくると骨盤が後傾してしまうのは、立っているときだけでなく、歩いている時も同じです。
歩く時も立っている時も、骨盤を適度に前傾に持ってくることが必要なのです。
骨盤を適度に前傾すると、姿勢・歩き方が変わる!
骨盤を適度に前傾させると、体はバランスを取ろうとして胸を張り、顎を引き、膝を伸ばそうとします。
この時に、今まで支えていなかった筋肉に意識が入りやすくなり、活動してくれます。
みなさんの気になる部位である、膝頭・内腿、お腹、背中などの筋肉です。
筋肉が動くと、エネルギーを消費してくれますよね。代謝も上がり、引き締まる部位が増えます。
つまり、骨盤を前傾にするだけで、様々な良いことがあるのです!
骨盤を前傾に保つ歩き方をご紹介します。
1.靴(足)の側面が平行になるように立ちます。
2.母指球のラインに体重が乗るように、いつもより少し前につんのめります。
3.踵からではなく、足の前側or全面で一歩目を踏み込むようにして、前に足を運びます。踵からではなく、母指球の辺りから入ることによって、骨盤が後傾しにくくなります。
※歩くスピードが上がってしまうので、後ろに来る方の足で速度を調整していきましょう。
骨盤を前傾させる、正しい歩き方をご紹介しました。
何年もの間、当たり前のように歩いていた姿勢を変えるのは大変かもしれませんが、日常の無意識でいる時間は、意外と長いものです。少しずつでも良いので、気をつけて行ってみてくださいね。
また、足の裏が刺激されることによって、脳の働きがグンと上がるそうです。正しい歩き方を心がけるだけで、脳への正しい刺激を与えることができて、体のラインも変えることができるのです。