2022/07/24
夏にこそオススメしたい2つの予防法!
夏の体調不良を「夏バテ」とは言わない
ご存知でしたか?「夏バテ」とは、名称から夏のみの病気であると思われがちですが、本来は夏の体力低下が秋口に影響して体調を崩すことを意味し、夏の時期に体調の悪さを「夏バテ」と表すのは誤用なのだそう。
また、気候の変化が激しい梅雨や初夏にも起こりやすいというのも特徴です。
夏バテの症状と対策
夏バテは体だけでなく頭皮や髪にも影響を与えてしまいます。
『体』と『頭皮や髪』の夏バテ、それぞれの症状と対策を見ていきましょう。
『体』の夏バテ
夏の暑さや気温と湿度の急激な変化による自律神経系の乱れが原因で体に現れる様々な症状のことをいいます。
【症状】
全身の倦怠感、思考力低下、食欲不振、下痢、便秘、頭痛・発熱・めまいなど
ストレスや冷房による冷え、睡眠不足なども原因として上げられます。
【予防と対策】
・バランスのとれた食事
・適度な運動
・エアコンの適切な使用など
『頭皮や髪』の夏バテ
食欲不振や冷房による冷えは、体だけでなく頭皮や髪の栄養不足、血行不良に陥らせ、育毛環境が著しく悪化してしまいます。同時に毒素も溜まってしまうので、髪の育毛を阻害し、抜け毛や薄毛の原因になることもあるのです。
また、夏場は皮脂や汗の分泌が過剰になるため、それらが毛穴に詰まって髪の成長が妨げられることもあります。
髪そのものは、紫外線や海水・プールの塩素などでも傷みやすく、変色や切れ毛・抜け毛といったトラブルが頻発します。 このように夏バテを起こした髪は極端に弱ってしまい、「抜け毛の季節」言われる秋には必要以上の量が抜けてしまいます。
そして、そのまま回復せずに薄毛となってしまう可能性も十分あり得るのです!
【症状と原因】
冷房 頭皮や髪が乾燥し、枝毛・切れ毛の原因に。
また頭皮が血行不良になり、髪に栄養が行き届かなくなる。
汗や皮脂 毛穴に詰まって育毛の妨げになる。
紫外線 キューティクルが傷ついて髪から水分が失われ、パサつきの原因に。
栄養不足 食欲不振による栄養不足で、髪に運ばれる栄養も減少。
【頭皮と髪の夏バテ予防】
・紫外線対策
やはり紫外線予防からしっかりとするのは非常に大事!
・ 丁寧なシャンプー
寝汗なども気になる時期こそ朝シャンをしたくなりますが、やはり夜シャンをオススメします。
夏にオススメする2つの夏バテ予防法
◎ 入浴
冬の季節はもちろんですが、冷房や冷たい食べ物や飲み物などで体内の臓器まで冷えてしまう夏場にも、入浴の効果は最適なのです!
入浴することで心身ともにリラックス状態にし、副交感神経を優位にさせ、免疫力を低下させないよう自律神経のバランスを整えます。
また、人間は体温の低下によって眠気を感じるようにできているので、入浴による体温上昇でお風呂から出た後は必然的に体温低下が起き、良質な睡眠も得られるはずです。
<夏場のオススメ入浴法>
① お風呂の前にコップ1杯程度の水分補給
② お湯の温度は38度~40度のぬるめの設定
※42℃以上の湯に浸かると「交感神経」が優位に働いてしまうので、お湯はぬるめが適温。
③ 湯船の中に少量の塩を大さじ1~2杯(15~30g)を入れる
塩には保温効果があり、普通のお湯よりも温かくする上、湯冷めもしにくくなります。
また、発刊作用も高くなり、殺菌効果で背中ニキビにも効く効果も!
岩塩やあら塩、バスソルトも効果的でしょう。
④ 入浴中も水分補給はしっかり取る
⑤ シャワーの温度もぬるめ設定
肩などの凝り固まっている部分にシャワーを当てましょう。
水圧で筋肉を刺激し、血流を改善することが出来ます。
マッサージ効果が得られるというメリットがあり、肉体的・精神的な緊張が解放されるのです。
◎ クールヘッドスパ
暑くなってくると、美容室などでもポップを見かけるのではないでしょうか。
シャンプーやトリートメント、頭皮化粧水などにメントール成分を効かせたコスメ販売、それを取り入れたサービスが行われます。
実はメントール成分には、爽快感だけでなく疲労回復、殺菌・消毒効果もあるので、自律神経を整えつつ頭皮をより清潔にしてくれます!
※ ただし、刺激性がありますので、頭皮に傷や湿疹などの異常がある方、敏感肌の方、妊娠中の方は避けた方が良いでしょう。
暑いからといって、シャワーだけで済ませがちなこの季節。
良質な睡眠は夏バテに負けない健康的な身体をつくるために欠かせないものです。
まずは自分にあった夏バテ予防を見つけて、今年の夏を元気に乗り切りましょう!
髪を濡らしたくない・ヘッドスパだけで美容院に行くのは気が引ける・・
そんなあなたに水もオイルも使わない、ドライヘッドスパがお勧めです♪