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2022/10/30

フケの原因は乾燥? 日頃からできる4つのフケ対策と予防法

フケとは、皮膚の老化により剥がれた古い角質のことです。

生活する上でフケが出るのは仕方ないことですが、正しい頭皮ケアと生活習慣によって改善できます。

今回はフケの原因を詳しく解説するとともに、正しいフケ対策やフケ予防に効果的な生活習慣をご紹介します。

皮膚にはターンオーバーと呼ばれる、1ヶ月程度で古い皮膚が生まれ変わるサイクルがあります。

このサイクルにより剥がれた「古い頭皮の角質」がフケです。

つまり誰にでも発生しますが、ターンオーバーが乱れると良くない特性のあるフケが発生します。

それが次の2種類です。

脂性フケ
乾性フケ
それぞれの特性について見ていきましょう。

脂性のフケはサイズが大きく、ベトベトしていることが特徴です。粘り気があるため毛穴に詰まりやすく、抜け毛の原因にもなります。

脂性のフケが発生する原因は、皮脂の過剰な分泌です。

皮脂の分泌量は性別によって差があり、男性のピークは10代〜60代で、女性は30代までです。男性のピーク期間が長いのは、男性ホルモンが大きく影響するからです。

また、皮脂分泌には季節も関係します。例えば夏の暑い時期に代謝が良くなると皮脂腺の活動も活発になり、皮脂の分泌量が増えます。

皮脂の分泌にともなって起こるのが、皮脂を餌とするフケの原因菌の異常増殖です。

この原因菌の異常増殖によってかゆみや炎症の元となる脂性のフケが発生します。


②乾性のフケ

乾性のフケはこまかくカサカサしているのが特徴です。頭皮の乾燥が原因で発生します。

皮脂の分泌が多いことが原因である脂性のフケに対し、皮脂の分泌が少ないことで発生するのが乾性のフケです。

皮脂が少なくなることでターンオーバーのサイクルが早まり、未熟なまま剥がれた角質が乾性のフケとなります。

なお、乾性のフケは頭皮が乾燥する秋から冬の時期に発生することが多いです。

乾燥肌の方も頭皮が乾燥しやすいため、乾性のフケができやすい状態であるといえます。

また、乾燥した頭皮はとても敏感なため、少しの刺激でも炎症を起こして、かゆみの原因にもなりますので注意しましょう。

ドライヘッドスパはフケ対策にも効果的

ドライヘッドスパは名前の通り、乾いた状態のヘッドスパを指します。オイルなどを使うヘッドスパとは違い、頭皮をもみほぐし、内側から頭皮環境を整える効果が期待できます。



このドライヘッドスパは、フケ対策にも効果が期待できるケア方法です。



指圧や他のマッサージと比べて優しい力でもみほぐすのが特徴で、頭皮全体をマッサージしていきます。頭皮や頭部の筋肉を傷付けないように優しくじっくりほぐします。

ドライヘッドスパの効果は頭皮の内側から実感できます。頭は心臓より高い位置にあるため、血流が悪くなりがちです。

ドライヘッドスパでもみほぐすことにより血行が促進され、健康な頭皮環境を作るための栄養素が行き届きやすくなります。

フケは乾燥のものと脂性のものの2種類に分けられますが、いずれも原因は頭皮環境の悪化によるものです。

ドライヘッドスパで頭皮環境を内側から整えることで、フケ対策に高い効果が期待できます。

フケの原因は乾燥? 日頃からできる4つのフケ対策と予防法
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