院長のプロフィール
初めまして。
ひつじのお昼寝 店長
吉田 等(よしだ ひとし)と申します。
どうぞお気軽に、吉田さん 等さんと呼んで下さいネ。
初めに、私の簡単な自己紹介からさせて下さい。
1975年11月19日生まれ O型 蠍座です
生まれも育ちも、三重県桑名市です。
今は三重県いなべ市に住んでいます。
経歴
飲食業を初め、様々な経歴を経て「整体・セラピスト」の道へ。
喫茶店のウェイター(結構長かったですね10年くらい勤めました)
居酒屋・ファミリーレストラン・靴屋など。
様々な業種を経験して来ました。
初めて飲食業に就いたのは、私が22歳の時でした。
友人の誘いもあり「人が足らないから」来てほしいと。もともと私は喋る事が本当に苦手で、
出来れば人前に出たくないし、笑顔なんて出来ないし、恥ずかしい・・・
最初にお客様の前に立ったときは、本当に頭真っ白になりましたね。
当時では珍しく、接客マニュアルが徹底されており、マニュアル通りに接客しないと先輩や
上司に怒られる状態でしたので、マニュアルを覚えるのに必死でした。
家に帰ってからも「笑顔の練習」をしていましたし、当時はインターネットなど無かった時代なので、
接客のハウツー本などを買って勉強をしてきましたが、なかなか上手く行かず諦めかけていました。
本当に自分には向いていない職業だ・・・
もう辞めようかな・・・
そんな憂うつな日々を過ごしている時に、私の事を見てくれているお客様がいたのです。
「毎日頑張ってるね」
「コーヒー美味しかったよ」
お客様から声を掛けて頂いた時には、
本当に嬉しかったですし仕事を辞めなくて良かったと、痛感した瞬間でした。
それからの私は、もっとお客様に喜んで頂きたい。笑顔になって頂きたい。との思いで接客を続けて来ました。
時間は掛かりましたが、やっと分ったことがあります。
それは
接客とは、「自分からお客様へ」では無く「お客様と共に」
で、あること。
お客様が居ないと、接客業は成り立ちませんし、自分の事ばかりでも接客業とは言えません。
そんな私も経験を積み、現場から教育者、管理者へと変わっていくのですが、楽しい事ばかりではありません。
売り上げの長期計画を立てるために、夜中の2時位まで残っていたり・・・
発注ミスにより、夜中に他店舗に食材を借りに行ったり・・
お客様からのお叱りや、上司からの叱責。
接客業って凄く楽しいし、やりがいのある職業だとは思いますが、
正直言って生活出来ない!飲食業って想像以上に給料が少ないのです・・
深夜のアルバイトもこっそりした事もあります
24時間営業のスーパーです
少し金銭的にも時間的にも余裕がほしいと思うようになり、
結局は生活のため、180度職種が違う製造業へと転職しましたが、
飲食業とは全然職場のイメージが違うことに最初は驚きました。
「お客様と私」から「商品と私」に変わり、
とにかく物を作れ。納期に遅れるな。の世界。
一番驚いたのが、製造業って結構アバウトだったりします。
(ここだけの話にしておいて下さいネ)
もちろん納期は守らないといけませんが、限度にもよりますが不良を出しても
余り怒られませんし、装置が壊れても、誰も文句を言いません。
仕事の指示も職場によって違いは有りますが、意外とアバウトだったりします。
上司や先輩からは、「見て覚えてね」「昨日と同じだよ」と・・
作業自体は簡単で、本当に誰でも出来る内容なのですが簡単ゆえに「飽きる」のです。
ある日、知人から半導体に興味は無いか?と聞かれ、即答で「行きます」と答えてしまいました。
半導体の大手「富士通」今の「USJC」ですね。
今思えば辞めておけば良かったと思える職でした。
半導体の装置メーカーでの仕事です。経験された事がある方は分ると思いますが、すごく拘束時間が長い。
半導体の装置は24時間動いていますので、装置が止まったりすると大変です。
何かのトラブルが有った場合に対応するのが仕事だった為、基本24時間体制。
朝の9時に出社し、翌日の12時に退社・・・
結局、心身共に限界を感じ退社することになります。
特にやりたい事が無かった私は、派遣やアルバイトをしつつ
生活していましたが、父が亡くなり急遽実家に戻る事になりました。
父は以前から「肝臓癌」で入退院を繰り返していましたが、ついに力尽き他界してしまいます。
厳しくもあり、優しかった父でしたが、最期まで私のことを気に掛けてくれて、
「元気か」「生活できているか」と電話を良く掛けてくれました。
生前に沢山迷惑をかけてしまったので、何か恩返しが出来れば良かったと、常々感じています・・
父の死を乗り越え、次の職場へ向かいます。私の前職になります。
半導体装置の洗浄メーカーで、半導体メーカーから送られてくる装置を洗浄し、装置メーカーに送り届ける。
重い製品から、軽い製品まで様々な製品の汚れを落として綺麗にする職種になります。
洗浄する製品が1社だけでは無く、複数のメーカーから送られてくるので、結構忙しい職場でした。
1番の原因が「人が足りない」慢性的な人手不足。人材を補充して下さいと何度上司にお願いした事か・・
軽い製品ならまだ良いのですが、重い製品は大変です。
ほとんどの場合「重い製品は手で運ぶ」のが常識になっていました。
そのため、「腰が痛い」「ヘルニアになった」「入院が必要だ」などの声が日を追うごとに増えて行き、
私の課内だけでも8割の方が薬に頼っていたり、シップを貼って痛みを誤魔化している状態でした。
社内で「腰痛」「肩こり」などに悩まされている方は何人いるんだろう?
素朴な疑問から社内で調査してみた結果、約90%の人が何らかの痛みを抱えていることが分りました。
整体師を目指した理由
職場では、重い製品を取り扱う頻度が非常に高く、何らかの痛みを我慢しながら仕事をしている。
家族の為や自分の生活の為に働きながらも、疲労が抜けずに痛みやコリに変わって行く・・
休日は疲れて一日家に居たり、趣味やスポーツをしているが痛みで集中出来ない
そんな疲れが抜けない身体で、仕事を始めても本来の力を発揮することは難しく
疲労だけが身体に蓄積されていく・・・
そんな切実な悩みを抱えた人を何とかして解決してあげたい一心で、私は整体の道へと進む事を決意します。
整体院の学校に通うまでは、人の体を触った事がありませんでしたし、人体の構造など殆ど分らず
本当に不安で心細かったですが、出会った先生が厳しくも優しい方で、
人体の構造から、症例別の対処法など詳しく教えて頂き、人体への魅力に引き込まれる思いでした。
一番の思いでは、「経験は智よりも勝る」
まずは、知識より体で体感してみる事が1番大事だと教えて頂き、
暖かく見守ってくれた事が今の私を形作ってくれたのだと、実感しています。
今まで私を育ててくれた先輩の方々や、何もして上げられなかった父への思いから、
私と出会ってくれたあなたへ恩返しをさせて下さい。
人と人との繋がりが『輪』を広げ、かけがえの無い財産になっていくと思っています。
幾つになっても、これからの人生をそして今を大切にして、
お客様の身近にある整体師・セラピストとして邁進していく所存です。